分筆とは?
**分筆(ぶんぴつ)**とは、1つの土地を複数に分ける登記のことです。土地の一部を売却したり、相続で分けたりする際に行われます。
分筆の特徴
- 1つの土地(1筆)を2つ以上の新しい土地(複数筆)に分ける手続き
- 分筆後、それぞれの土地に新しい地番が付けられる
- 売買・相続・土地の一部を寄付する際などに必要
分筆が必要な主なケース
✅ 土地の一部を売却するとき
✅ 相続で土地を分けるとき
✅ 土地の用途を変えるため(例:一部を宅地、一部を農地のままにする)
分筆の手続きの流れ
- 土地家屋調査士に依頼して測量を行う
- 隣接地の所有者と境界を確認する(筆界確認)
- 法務局に分筆登記を申請する
- 登記が完了すると、新しい地番が付与される
分筆の記載例(登記簿)
変更前 | 変更後 |
---|---|
東京都新宿区○丁目○番(300㎡) | 東京都新宿区○丁目○番1(150㎡) |
東京都新宿区○丁目○番2(150㎡) |
どこで確認できるの?
法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、分筆後の地番や面積を確認できます。
まとめ
分筆とは、1つの土地を複数に分ける登記で、売買や相続の際に必要になります。
手続きには測量や境界確認が必要で、法務局に登記を申請すると新しい地番が付与されます。