地番とは?
地番(ちばん)とは、土地ごとに付けられた識別番号のことです。登記簿の表題部に記載され、土地を特定するための重要な情報になります。
地番の特徴
- 法務局が管理する登記上の番号であり、一般的な住所(住居表示)とは異なる
- 1つの土地ごとに異なる番号が付けられる
- 同じ町内でも地番の並び順は必ずしも住所の順番と一致しない
地番の記載例
- 東京都新宿区西新宿1丁目1番
- 大阪府大阪市中央区本町5丁目10番3
※ **「番地」ではなく「番」**と表記されるのが特徴
地番と住所(住居表示)の違い
項目 | 地番 | 住所(住居表示) |
---|---|---|
管理者 | 法務局 | 市区町村 |
目的 | 登記・権利関係の管理 | 郵便や宅配、住民登録 |
使われる場面 | 不動産登記、売買契約、税務 | 日常生活(郵送・住民票など) |
地番を確認する方法
- 法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得する
- 市区町村役場で「地番照会」を行う(住所から地番を調べられる)
まとめ
地番は、土地ごとに付けられた識別番号で、登記簿に記載されています。
住所とは異なり、不動産の権利や登記を管理するために使われ、法務局で確認できます。