地目とは?
地目(ちもく)とは、その土地がどのような用途で使われているのかを示す分類です。登記簿の表題部に記載され、法務局が管理しています。
地目の種類(一例)
- 宅地(たくち):住宅や建物が建っている土地
- 田(た):稲作を行うための水田
- 畑(はた):野菜や果物を栽培する農地
- 山林(さんりん):樹木が生えている山や森林
- 雑種地(ざっしゅち):上記のどれにも当てはまらない土地(駐車場、資材置き場など)
地目の役割
- 土地の利用目的を明確にする
- 税金(固定資産税や相続税)を計算する基準になる
- 農地転用などの土地活用の際に重要な情報となる
地目の変更(地目変更登記)
土地の用途が変わった場合、**「地目変更登記」**を行う必要があります。
例えば、田んぼを埋め立てて住宅を建てた場合、地目を「田」から「宅地」に変更します。
どこで確認できるの?
法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、その土地の地目を確認できます。
まとめ
地目は、土地の用途を示す分類で、宅地・田・畑・山林・雑種地などがあります。
地目によって税金や利用制限が変わるため、土地の売買や活用の際には重要な情報となります。