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売買による所有権移転とは

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売買による所有権移転とは?

売買による所有権移転(ばいばいによるしょゆうけんいてん)とは、不動産の売買契約によって所有権が買主に移る際に行う登記のことです。売主から買主へ不動産の名義を正式に変更するために、法務局で手続きを行います。

売買による所有権移転が必要なケース

マイホームを購入したとき
投資用不動産を売買したとき
土地や建物を売買し、名義を変更するとき

売買による所有権移転をしないとどうなる?

  • 登記簿上の所有者が売主のままで、買主が正式な所有者と認められない
  • 不動産を担保に入れたり、売却したりすることができない
  • トラブルが発生した際、第三者に対して権利を主張できない

売買による所有権移転登記の手続きの流れ

  1. 売買契約を締結する(売主・買主の合意)
  2. 売買代金を支払い、所有権が買主へ移転する
  3. 司法書士または本人が登記申請書を作成
  4. 法務局へ「所有権移転登記」を申請
  5. 登記が完了し、買主の名義に変更される

登記簿の記載例(権利部(甲区))

登記の目的旧所有者(売主)新所有者(買主)
所有権移転(売買)山田 太郎佐藤 花子

どこで確認できるの?

法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、売買による所有権移転の有無を確認できます。

まとめ

売買による所有権移転は、不動産の売買契約によって所有権が移る際に行う登記で、買主が正式な所有者として認められるために必要です。
安全な不動産取引のため、売買後は速やかに登記を行いましょう。