家屋番号とは?
家屋番号(かおくばんごう)とは、建物ごとに付けられる識別番号のことです。登記簿の表題部に記載され、法務局が建物を管理するために使用します。
家屋番号の特徴
- 1つの建物ごとに割り当てられる固有の番号
- 法務局が登記上の建物を識別するための番号であり、住居表示の「住所」とは異なる
- 建物の登記をすると、法務局によって自動的に付与される
家屋番号の記載例
記載項目 | 記載例 |
---|---|
所在 | 東京都新宿区西新宿○丁目○番 |
家屋番号 | ○丁目○番○号 |
構造 | 木造2階建 |
床面積 | 100㎡ |
家屋番号と住所(住居表示)の違い
項目 | 家屋番号 | 住所(住居表示) |
---|---|---|
管理機関 | 法務局 | 市区町村 |
目的 | 建物の登記管理 | 郵便や住民票の登録 |
記載場所 | 登記事項証明書(登記簿) | 住民票や郵便物 |
家屋番号を調べる方法
✅ 法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得する
✅ 市区町村の役所で「家屋番号と住居表示の対照表」を確認する
まとめ
家屋番号は、建物ごとに付けられる識別番号で、登記簿の表題部に記載されます。
住所(住居表示)とは異なり、建物の登記管理のために法務局が付与する番号です。