建物の付属建物とは?
建物の付属建物(たてもののふぞくたてもの)とは、母屋(主要な建物)に付随する建物のことです。登記簿の表題部に記載され、母屋と一緒に管理されます。
付属建物の主な例
- 倉庫:道具や荷物を保管する建物
- 車庫:自動車やバイクを駐車する建物
- 物置:家庭用品や工具を収納する小型の建物
- 離れ:母屋とは別に設置された住居用の建物
付属建物の特徴
✅ 母屋と一体的に利用される建物
✅ 法務局の登記簿に「付属建物」として登録される
✅ 固定資産税の評価対象となる場合がある
登記簿の記載例(表題部)
記載項目 | 記載例 |
---|---|
所在 | 東京都新宿区○丁目○番 |
家屋番号 | ○丁目○番○号 |
付属建物の名称 | 倉庫、車庫、物置 |
構造 | 木造1階建 |
床面積 | 15㎡ |
付属建物を登記する理由
✅ 不動産の権利関係を明確にするため
✅ 売買や相続の際に正確な資産価値を把握するため
✅ 建物の管理や税金計算の基準となるため
付属建物の登記方法
- 新築時に主たる建物と一緒に登記する
- 後から増築した場合は「変更登記」を行う
どこで確認できるの?
法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、付属建物の情報を確認できます。
まとめ
建物の付属建物は、母屋に付随する建物(倉庫、車庫、物置など)を指し、登記簿の表題部に記載されます。
売買や相続の際に重要な情報となるため、適切に登記することが大切です。