所有権保存とは?
所有権保存(しょゆうけんほぞん)とは、新しく建てた建物の所有者を初めて登記する手続きのことです。
建物を新築すると、登記簿にはまだその建物の所有者が登録されていません。そのため、「この建物は自分のものです」と公的に証明するために、所有権保存登記を行います。
例:所有権保存登記が必要なケース
- 新築の一戸建てを建てたとき
- Aさんが、自分の土地に注文住宅を新築。
- → 登記簿に「所有者」としてAさんの名前を登録する。
- 新築マンションを購入したとき
- Bさんが、新築マンションの1室を購入。
- → 登記を行い、自分の名義で「所有権保存登記」をする。
- 事業用のビルを新築したとき
- C社が、オフィスビルを新築。
- → 会社名義で「所有権保存登記」を行う。
所有権保存登記のメリット
- 登記をすることで、建物の所有者として正式に認められる。
- 住宅ローンを利用する際に、担保として建物を設定できる。
- 不動産の売却や相続の際に、スムーズな手続きが可能になる。
所有権保存登記を行う際の注意点
- 登記を行わないと、第三者に対して「この建物は自分のものだ」と主張できない。
- 所有権保存登記を行うには、建物表題登記(建物の基本情報を登記する手続き)を先に済ませる必要がある。
- 登記には登録免許税がかかるが、新築住宅の場合、一定の条件を満たせば軽減措置が適用されることがある。
所有権保存の登記を適切に行うことで、自分の権利を確実に守り、将来の不動産取引や相続をスムーズに進めることができます。
