担保不動産の個数とは?
担保不動産の個数(たんぽふどうさんのこすう)とは、共同担保として設定されている不動産の数を指します。
通常、ローンや借入れの担保として1つの不動産を設定することもありますが、複数の不動産をまとめて担保にすることもあります。 これを「共同担保」といい、どの不動産が担保になっているのかが明確に記録されます。
例えば、Aさんが銀行から事業資金の融資を受ける際に、以下の3つの不動産を担保にした場合:
- 東京都新宿区の土地
- 埼玉県川越市の倉庫
- 千葉県船橋市の店舗
この場合、担保不動産の個数は「3個」となります。
共同担保目録には、担保になっている不動産の詳細と個数が記載されるため、どの不動産が担保に入っているのかを確認することができます。
不動産の数が増えると、借入額の上限が上がる可能性もありますが、その分リスクも大きくなるため、担保に出す不動産の個数は慎重に検討することが重要です。