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極度額(根抵当権の場合)とは

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極度額(根抵当権の場合)とは?

極度額(きょくどがく)とは、根抵当権で担保できる借入の上限金額のことです。これは「この不動産を担保に、最大いくらまで借りることができるのか」を示す金額で、登記簿にも記載されます。

例えば、銀行から融資を受ける際に「極度額1,000万円」の根抵当権が設定された場合、その不動産を担保にして最大1,000万円までの借入が可能になります。ただし、実際に借りる金額は極度額よりも少なくても問題ありません。

共同担保目録には、複数の不動産をまとめて根抵当権の担保にする場合、それぞれの不動産がどの極度額の範囲内で担保になっているのかが記載されます。

極度額はあくまで「担保の上限金額」であり、実際の借入額とは異なるため、不動産を担保にする際には契約内容をしっかり確認することが重要です。