権利部(甲区)とは?
権利部(甲区)とは、登記簿の中で「所有権」に関する情報が記載される部分です。土地や建物の持ち主が誰なのか、これまでの所有者の履歴がわかるようになっています。
権利部(甲区)に記載される主な情報
- 現在の所有者(不動産の持ち主の名前)
- 所有権移転の履歴(売買や相続による所有者変更の記録)
- 登記の原因(所有権が移転した理由:売買、相続、贈与など)
- 登記の日付(所有権が変更された日)
権利部(甲区)の役割
- 不動産の所有者を明確にする
→ 誰がその土地や建物を所有しているのかを確認できる。 - 所有権の変遷を記録する
→ これまでの所有者が誰だったのかがわかる。 - 不動産取引の安全性を確保する
→ 正しい所有者からの売買であるかを確認するために重要。
どこで確認できるの?
法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、権利部(甲区)の内容を確認できます。
まとめ
権利部(甲区)は、登記簿の中で「所有権」に関する情報が記載されている部分です。現在の所有者や、過去の所有者の履歴が記録されており、不動産取引や相続などの際に重要な情報となります。