登記申請とは?
登記申請(とうきしんせい)とは、登記の内容を新しく登録したり、変更・抹消したりするために行う手続きのことです。不動産の売買や相続、抵当権の設定・抹消など、さまざまな場面で必要になります。
登記申請が必要な主なケース
- 不動産の所有者が変わったとき(所有権移転登記)
- 住宅ローンを組むとき(抵当権設定登記)
- 住宅ローンを完済したとき(抵当権抹消登記)
- 建物を新築したとき(建物表題登記)
- 土地の用途や面積が変更されたとき(地目変更登記・地積更正登記)
登記申請の流れ
- 必要書類を準備する
- 登記に関する契約書(売買契約書、相続証明書など)
- 登記識別情報(登記済証)
- 申請者の本人確認書類
- 登録免許税の納付証明
- 法務局に申請する
- 不動産がある地域の法務局で申請する
- 窓口申請、郵送申請、オンライン申請が可能
- 審査・登記完了
- 法務局が審査を行い、問題がなければ登記が完了
- 完了後は登記事項証明書(登記簿謄本)で確認できる
登記申請をしないとどうなる?
- 所有権の証明ができず、売却や相続時にトラブルが発生する
- ローン完済後に抵当権が残ったままで、不動産の売却に影響する
- 法的に不動産の権利を主張できなくなる場合がある
どこで確認できるの?
法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得すると、登記申請による変更内容を確認できます。
まとめ
登記申請は、不動産の所有者変更や権利関係の更新をするための手続きです。
法務局で申請を行い、完了すると登記簿に反映され、正式な権利として証明されます。