登記費用とは?
登記費用(とうきひよう)とは、登記を申請する際にかかる手数料のことです。不動産の売買や相続、住宅ローンの借入・完済時などに発生します。
登記費用の主な内訳
- 登録免許税(法務局に納める税金)
- 所有権移転登記(不動産の売買・相続など)
- 抵当権設定登記(住宅ローンを借りるとき)
- 抵当権抹消登記(住宅ローンを完済したとき)
- 司法書士報酬(登記手続きを司法書士に依頼した場合)
- 登記手続きを自分で行う場合は不要だが、手続きが複雑なため司法書士に依頼することが一般的。
- その他の費用
- 登記事項証明書(登記簿謄本)の取得費用
- 郵送費や交通費(法務局へ申請に行く場合)
登記費用の具体的な目安
登記の種類 | 登録免許税の目安 | 司法書士報酬の目安 |
---|---|---|
所有権移転登記(売買) | 固定資産税評価額 × 2.0% | 約50,000~100,000円 |
所有権移転登記(相続) | 固定資産税評価額 × 0.4% | 約50,000~150,000円 |
抵当権設定登記 | 借入額 × 0.4% | 約30,000~50,000円 |
抵当権抹消登記 | 1件あたり1,000円 | 約10,000~30,000円 |
※費用はケースによって異なるため、事前に確認が必要。
登記費用を節約する方法
✅ 自分で登記申請をする(司法書士報酬が不要)
✅ オンライン登記を利用する(法務局に行く手間を省ける)
✅ 法務局の無料相談を活用する
どこで支払うの?
登録免許税は法務局に納め、司法書士に依頼する場合は司法書士事務所に支払います。
まとめ
登記費用は、登記を申請するときにかかる手数料で、登録免許税・司法書士報酬・証明書取得費用などが含まれます。
登記の種類によって費用が異なり、司法書士に依頼すると手続きがスムーズになりますが、費用を抑えるために自分で申請する方法もあります。